金子みすゞの有名な詩に「大漁」があります。 「大漁 朝焼小焼だ 大漁だ 大羽鰮の大漁だ。 浜はまつりの ようだけど 海のなかでは 何万の 鰮のとむらい するだろう。「大漁」の碑と案内板 王子山公園での詩碑除幕より4年、全集発行から数えると7年を経て、金子みすゞの甦りはすっかり地元に定着したようです。仙崎では平成3 (1991) 年5月に「金子みすゞフェスティバル」なる一大イベントが開かれました。金子みすゞの世界「 大漁 / お魚 」。詩の朗読と詩のイメージに合わせた音楽です。波音と、ほら貝の笛の音から始まります。 馬島昇
金子みすゞと中島潔 いづつやの文化記号